2020年04月11日

『屋敷林のある家・書庫』木製建具



遅れていた『屋敷林のある家・書庫』
の『ムロ』出入口の木製建具が入りました。
シンプルな杉板で造った片引戸です。

DSC_9571_00001.jpg

DSC_9549_00001.jpg

DSC_9591_00001.jpg

DSC_9005_00001.jpg



2020年03月27日

『屋敷林のある家・書庫』ムロへの階段補修 20200327



『屋敷林のある家・書庫』の工事では
新築した書庫と西側にある2階建既存蚕室の間にある、
『ムロ』へ降りる石積の階段の屋根の架け直しと内壁・入口の建具を新規で造り直しました。
DSC_8952_00001.jpg

DSC_9856.JPG

DSC_8984_00001.jpg

DSC_9858.JPG

蚕室の地下には20畳の広さに『ムロ』があります。
『ムロ』基礎の石積は高さ1.7mありしっかり積まれています。
『ムロ』に下りる階段も石を積んで作っています。
現在は使用していませんが、何かに活用できれば・・・
DSC_8962_00001.jpg

DSC_8963_00001.jpg

DSC_9005_00001.jpg

DSC_8995_00001.jpg

DSC_9007_00001.jpg


2020年03月25日

『屋敷林のある家・書庫』竣工しました 20200325



『屋敷林のある家・書庫』竣工しました。

一期工事(離れのリノベーション)、
二期工事(主屋建て替え)に続き、
三期工事では敷地の北側に東西に並ぶ付属屋の中で痛みの激しい
『ひきやば』と『きぐらや』を解体し、書庫を建てました。
DSC_8921_00001.jpg

DSC_9855.JPG
↑解体前の『ひきやば』と『きぐらや』

仕事柄、蔵書の多いクライアントのMさんの為の20畳の書庫
西側の2階建蚕室の地下にあるムロへ降りる石積階段の屋根の架け直し
書庫の屋根の上には天体観測が出来る1畳分の月見台を造りました。

書庫内の仕上げは
床は唐松の無垢板・壁は構造用合板・天井はラワンベニヤ
仕上材はざっくりとした感じの質感になっています。
解体した建物の梁に使われた、古い丸太梁を転用して使っています。
また将来、他の用途に変更する可能性があるので棚等は造らずに
20畳のワンルーム空間としています。
DSC_8248_00001_00001.jpg

DSC_8299_00001_00001.jpg

月見台はヒバ材で造り、屋根勾配を2寸の緩勾配としたので
恐怖感は無いと思います。
DSC_8742_00001.jpg

DSC_8895_00001.jpg

DSC_8886_00001.jpg

外壁は全て杉の目板貼りとしました。

Mさん、完成おめでとうございます。
一期工事・二期工事に引続き施工をお願いした(株)布山工務店さん
質の高い丁寧な仕事をして頂き、ありがとうございます。

竣工写真は追ってホームページに掲載いたします。

2020年03月20日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200320



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200320

今日は祝日でしたが、
大工さんと代人さんには追込み作業をして頂きました。

蚕室の地下にあるムロに下りる階段の既存石垣の土部分に
モルタルを流して石垣の補強をしました。

DSC_8557_00001_00001.jpg

DSC_8563_00001_00001.jpg

DSC_8568_00001_00001.jpg

IMG_8805_00001.jpg

主屋を解体した時の基礎石は踏み石やアプローチに転用利用してもらいました。

IMG_8798_00001.jpg

IMG_8811_00001.jpg

2020年03月19日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200318



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200318

書庫の工事が終わり、二期工事に進んでいます。
解体した建物と繋がっていた、西側の蚕室と東側の倉庫の外壁を
杉の目板貼りで補修をしています。
IMG_8761.JPG

DSC_8349_00001.jpg

書庫と既存の蚕室の間のムロへ降りる階段部分は
設計では、既存の柱を残して補修程度で考えていましたが、
痛みが激しく柱の根元は腐っていたので、全て新規にやり直しています。
内部の壁は合板でも良かったのですが、工務店さんの計らいで
杉の目板貼りとしています。
IMG_8755.JPG

主屋の解体の時に出てきた基礎に使っていた御影石があるので、
書庫のサッシ部分に踏み石として並べてもらっています。
IMG_8758.JPG

IMG_8765.JPG

IMG_8766.JPG

2020年03月13日

『屋敷林のある家・書庫』一期工事竣工 20200313



『屋敷林のある家・書庫』一期工事が竣工しました。

一期工事は書庫と収納部分です。
書庫部分は今週末にクライアントMさんの蔵書が入るので
一期工事として完成させました。
当面は書庫と書斎として使いますが、
将来、用途が替わった時の事を考えて造付の棚等は作らず、
20畳のワンルームとしています。
床は唐松の無垢板・壁は構造用合板・天井はラワンベニヤ
仕上げ材もざっくりとした感じの質感になっています。
解体した建物の梁に使われた、古い丸太梁を転用して使っています。

二期工事のムロ部分・屋根上に造る月見台・蚕室の東側の外壁の補修は3月末までに完成予定です。

今日は竣工写真を撮影しました。
カラーで撮りましたが、モノクロが似合う建物になったと思います。


DSC_8017_00001.jpg

DSC_8150_00001.jpg

DSC_8155_00001.jpg

DSC_8116_00001.jpg

DSC_8142_00001.jpg




2020年03月11日

『屋敷林のある家・書庫』 現場監理20200311



『屋敷林のある家・書庫』 現場監理20200311

今日で書庫部分の大工工事が終わります。
今週末に、クライアントのMさんの蔵書が入る予定です。
残った外回りの一部と屋根上の『月見台』は3月中には完成予定です。

88278836_2584284305148854_5484528638328045568_o.jpg

DSC_7768_00001.jpg

DSC_7789_00001.jpg

DSC_7776_00001.jpg

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg

2020年03月05日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200305



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200305

外観は、ほぼ完成しました。
今回の三期工事では付属屋の中で痛みの激しかった
『ひきやば』と『きぐらや』を解体し、書庫と書斎を造りました。

プレゼンテーション1.jpg

DSC_7314_00001.jpg

DSC_7306_00001.jpg

DSC_9615_00001qqqqqqqqqqqqq.jpg

また2階建ての蚕室の地下にある『ムロ』へ降りる階段部分も屋根を架けなおしました。
以前の外観と同じように、田園風景に溶け込むように簡素な板張りの外観としています。


2020年03月03日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200302



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200302

コロナウイルスの拡大防止の為、
小学校も5日から休校
いろいろな催しが中止になっていますが、現場は動いています。

外壁は杉材を使った目板張りです。
垂木のピッチ455mmを4分割した巾113mm×厚15mmの
杉板の継ぎ目部分に巾30mm×厚15mmの杉の目板を打った仕上げです。

DSC_7289_00001.jpg

DSC_7284_00001.jpg

目板によって壁面に陰影が出て、表情が豊かになります。
好きな仕上げの一つです。

DSC_7285_00001.jpg

DSC_7295_00001.jpg

2020年02月28日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200227



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200227

大工工事進行中
外壁は杉の目板貼りで外部用クリアー塗装
垂木のピッチに合うように板巾を決めています。

DSC_7267.JPG

DSC_7252.JPG

DSC_7254.JPG

内部の壁はラワン合板下地のままです。
将来、塗壁・クロス貼り等への変更ができるようにしておきます。
天井はラワン合板の目透し貼り

DSC_7260.JPG

3月中旬に完成予定です。


2020年02月17日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200217



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200217

大工さんは既存蚕室と書庫を繋ぐ部分の小屋組みの施工中。
既存部分との取り合いがあるので現場判断が多くなりますが、
ベテランの大工さんの経験に助けられています。

DSC_5846.JPG

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg

DSC_5841.JPG

DSC_5854.JPG

DSC_5922.JPG

電気工事業者さんと電気の打ち合わせも行いました。

DSC_5840.JPG

0001.jpg

2020年02月10日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200208



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200208

長野市からクライアントのMさんにお越しいただき、
現場を見て頂きました。

このプロジェクトでのMさんのご要望は
1.仕事柄、本がたくさんあるので蔵書の為の書庫
2.学生時代の趣味でもある天体観測のための月見台を屋根の上に造ってほしい
  
スチールの既製品の本棚25個が入る書庫と書斎は将来、
用途が変わっても対応できるように間仕切りの無い20畳の大きさ。
構造の丸太梁は解体した建物の古材を転用して、梁は化粧で見せます。
書庫に繋がる広めの押入れと南側に縁側も設けています。

DSC_5613_00001.jpg

DSC_5594_00001.jpg

月見台は屋根の上にスノコ板を乗せます。屋根勾配は2寸の緩勾配とし、
屋根へははしごで上がります。

DSC_5606_00001.jpg

DSC_5582_00001.jpg

用途は書庫ですが断熱材はしっかり入れます。

DSC_5588_00001.jpg

3月中旬に完成予定です。

2020年02月07日

『屋敷林のある家・書庫』現場 20200207



『屋敷林のある家・書庫』現場 20200207

今朝は冷え込みました。

現場では火を焚き、暖をとりながら大工工事が進んでいます。
床の下地が貼られ、書庫内部の感じがイメージできます。

DSC_5536.JPG

DSC_5543.JPG

書庫部分の建て方と屋根下地の施工が終わったので、
蚕室と書庫の間のムロに下りる階段部分の屋根を取り壊して
新規に屋根を架けるための打ち合わせを行いました。
南側は石基礎の上に栗の土台、
北側は栗の土台の下には基礎石がありませんでした。
南側は現状の基礎地業を補修してそのまま生かし、
北側は縁石に使っていた御影石を基礎に転用することにしました。

DSC_5465.JPG

DSC_5468.JPG

DSC_5466.JPG

DSC_5523.JPG

東側の道路からはキリっとした空気の中、
常念岳がきれいに見えます。

DSC_5555.JPG


2020年02月02日

『屋敷林のある家・書庫』上棟 20200201



『屋敷林のある家・書庫』上棟 20200201

解体した建物の丸太梁を転用したのでプレカットではなく、
大工さんの手加工でお願いしました。
ベテランの大工さんと若手の大工さん3人・現場代人のIさんの5名で
丸太梁等の材は全て人力で持ち上げて組みました。

DSC_5095.JPG

DSC_5102.JPG

DSC_5181.JPG

DSC_5069.JPG

DSC_5155.JPG

屋根の上に天体観測用の月見台を造るので屋根勾配を2寸勾配としています。
外壁は杉板の目板貼り。

DSC_5238.JPG

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg

DSC_5256.JPG

DSC_5243.JPG

3月中旬に完成予定です。

2020年01月30日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200130



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200130

基礎型枠を外しました。
既存石基礎と新規のコンクリート基礎の
取り合いも上手くいきました。
明日から土台敷きに入ります。

DSC_5009.JPG

DSC_5014.JPG

DSC_5015.JPG

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg


2020年01月22日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200122



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200122

耐圧版コンクリートの打設を行いました。
コンクリート強度27N/mm2補正+6)
既存ムロの石基礎と石積部分にも上手くコンクリートが回りました。
これで石積の補強にもなると思います。

DSC_3834.JPG

DSC_3838.JPG

DSC_3842.JPG

工務店の加工場では刻みが進んでいます。
解体した建物に使っていた丸太梁を転用して使います。
丸太梁加工はベテランの大工さん。
新材加工は若い大工さん。
今回は全て手加工で行っています。
プレカットではこの丸太の加工は出来ません。

DSC_3856.JPG

DSC_3861.JPG

DSC_3853.JPG

2020年01月18日

『屋敷林のある家・書庫』配筋検査 20200118



『屋敷林のある家・書庫』配筋検査 20200118

基礎形状はベタ基礎としました。
鉄筋の種類と位置・形状
耐圧版の配筋のピッチ
鉄筋の定着長さの確認を行いました。

DSC_3052.JPG

DSC_3056.JPG

DSC_3036.JPG

DSC_3040.JPG



ムロの階段部分の石の基礎と石積の補強は
耐圧版のコンクリートを流し込んで一体にして固める方法をとります。

DSC_3045.JPG


20日にコンクリートを打設します。


2020年01月07日

『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200107



『屋敷林のある家・書庫』現場監理 20200107

丁張を出した後、設計GLを設定しました。
今回は解体した建物に使っていた古い丸太梁を使います。
若い大工さんが『手刻み』で加工するそうです。
既存建物との取り合いがあるので現場対応が増えそうです。

IMG_7955.JPG

IMG_7958.JPG

IMG_7959.JPG

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg

2019年12月20日

『屋敷林のある家・書庫』解体終了 20191220



『屋敷林のある家・書庫』の既存建物の解体が終わりました。

『きぐらや』『ひきやば』と呼ばれる建物を解体して
そこに書庫を建てます。

古い丸太梁はそのまま書庫の構造材として転用します。
年内は丁張をかけて、本格的な工事は年明けになります。

DSC_0547_00001.jpg

DSC_0548_00001.jpg

DSC_0551_00001.jpg

DSC_0769_00001.jpg


2019年12月18日

『屋敷林のある家・書庫』解体工事 20191218



昨日から始まった『屋敷林のある家・書庫』の解体工事
今日は解体する建物の屋根を外し、壁を落しました。
梁と柱だけになりました。

DSC_0516_00001.jpg

DSC_0526_00001.jpg

DSC_0473_00001.jpg

DSC_0475_00001.jpg

DSC_0484_00001.jpg

DSC_0483_00001.jpg

古い建物なので当然ですが金物は一切使っていません。
曲がった丸太梁を上手に組んでいます。

今はプレカットがほとんどですが、
いたるところに当時の大工さんの考えが見えます。

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg

明日は転用する丸太梁を丁寧に取り外します。


2019年12月17日

『屋敷林のある家・書庫』解体工事 20191217



『屋敷林のある家・書庫』解体工事 20191217

今日から本格的に解体工事が始まりました。
床組、間仕切壁を手壊しで解体していきます。
土台の足元で腐っている柱が何本かありました。
転用して使う丸太梁は問題なく使えそうです。

IMG_7746.JPG

IMG_7766.JPG

IMG_7757.JPG

IMG_7761.JPG

IMG_7774.JPG

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg

明日は屋根を壊し、丸太梁を外していきます。




2019年12月14日

『屋敷林のある家・書庫』現説 20191213



図面がある程度整ったので、
『屋敷林のある家・書庫』の現説を行いました。

三村邸書庫立面スケッチ20191209.jpg

IMG_7699.JPG

DSC_0180.JPG

DSC_0162.JPG

DSC_0163.JPG

今回は一期工事(離れのリノベーション)、二期工事(主屋建て替え)
に続き、三期工事になります。
一期・二期工事を願いした工務店さんに引続きおねがいします。
来年3月の完成ですので、来週から先行して解体工事が始まります。

仕事柄、蔵書の多いクライアントのMさんの為の書庫と書斎
屋根の上には天体観測が出来る月見台を造り予定です。

本格的な工事は来年早々から始めます。

2019年12月08日

『屋敷林のある家・書庫』実施設計中



実施設計中の『屋敷林のある家・三期工事・書庫』

1.痛みの激しい建物を解体して、書庫・書斎を新築
2.書庫と古い2階建ての蚕室を繋げて、屋根を架け直し、
  その下に蚕室の地下に下りる『ムロ』への石積の階段と書庫から使える
  収納スペースを増築

『屋敷林のある家』主屋模型 (8).jpg

既存建物との取り合いや、既存の丸太梁を転用するので、
既存建物の測量が必要になります。
実測測量図で検討しながら高さ関係を検討するので、矩計図に時間がかかります。

IMG_7649.jpg

現在ある建物を生かしながら、そこに新しい建物を付け加える作業・・・

独立前に勤務していた設計事務所で担当した『民家の再生』の仕事
『古い建物に聞き従う姿勢=己を殺して相手を立てる姿勢が大切だ』
と教わりました。

今回は本格的な再生ではありませんが、
周りの古い建物と調和させ、生かしながら、実施設計を進めています。

DSCN9926.JPG

解体工事は12月16日頃から始めます。


2019年12月01日

『屋敷林のある家・書庫』基本設計がまとまりました 20191130



『屋敷林のある家』の三期工事として
計画していた書庫・書斎の基本設計がまとまりました。

今回の三期工事では敷地の北側に東西に並ぶ付属屋の中で痛みの激しい
『ひきやば』と『きぐらや』を解体し、書庫と書斎を計画しました。
仕事柄、蔵書の多いクライアントのMさんの為の空間です。
平屋建て・4間×2.5間=10坪の空間に、南側に縁側を設けます。
将来、違った使用方法も考えられるので、10坪のワンルールスペースとしています。
化粧で見せる小屋梁は、解体した建物の丸太梁を転用します。

DSC_9445_00001.jpg

DSC_6504.JPG

DSC_6469.JPG

付属屋の一番西側には2階建ての蚕室があり、地下には立派な『ムロ』があります。
今回、地下にある『ムロ』に下りる階段スペースにかかる屋根も傷みが激しいので
架け直す計画です。
蚕室は最低限の補修にとどめます。

DSC_9863_00001.jpg

DSC_9874_00001.jpg

年内に実施図面を描き、解体まで終わらせる予定です。
2020年、3月中旬の完成予定です。

2019年06月08日

『屋敷林のある家』書庫 リアリング 20190609



新しいプロジェクトが始まります。
『屋敷林のある家』の三期工事

一期工事で離れのリノベーション
二期工事で主屋の建替え
のお手伝いをさせて頂きました。

今回の三期工事では付属屋の中で痛みの激しい
『ひきやば』と『きぐらや』を解体し、書庫と書斎を計画します。
同時に付属屋の一番西側にある2階建ての蚕室の補修も行います。

IMG_5387.JPG

DSC_9857_00001.jpg

DSC_9891_00001.jpg

今日はクライアントのMさんにヒアリング
蚕室の地下にあるムロを見せて頂きました。
ムロへの入り口は石積の階段になっていて
下りると4間×2間半=20畳の半地下空間
天井高は1.9m程度
基礎も兼ねた石積はきちんと施工され、内部は想像以上に乾燥していました。

DSC_9863_00001.jpg

DSC_9867_00001.jpg

DSC_9870_00001.jpg

「柱を見せ、壁を落とし板にした板倉工法はどうか?断熱はどの程度必要か?
書庫だから湿気対策は?南側の立派な柿の木は残したい・・・」
等イメージが膨らみます。
少しお時間を頂きプレゼン案をご提案致します。

2019年05月31日

『屋敷林のある家・書庫』



一期・二期工事でお世話になった『屋敷林のある家』
仕事柄、蔵書の多いクライアントのMさん
三期工事として書庫を計画されています。
今回もお手伝いさせて頂く事になりました。
主屋(二期工事)の北側に並ぶ付属屋の一部を
取り壊し、そこに書庫を計画します。
来週、ヒアリングをしてプレゼン案を練ります。

スライド1.JPG

スライド2.JPG

昨日は天気が良かったので田植えの終わった時期の
外観写真を撮りました。

DSC_9584_00001.jpg

DSC_9603_00001.jpg