2019年08月13日

建築探訪 『大町の小屋?』 20190727



建築探訪 『大町の小屋?』 20190727

息子のサッカーの試合の空時間に見つけた
大町サッカー場近くの建築
奥の主屋(住宅?)に行くアプローチの両側に
細長いボリュームの建築が建っています。

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用途は良くわかりませんが、
農機具置場か何か・・・?

建築の高さ
外壁の色
開口部の取り方
私好みの建築・・・

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どなたか、こんな住宅建てませんか?

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2019年05月21日

建物探訪 満願寺 20190512



息子のサッカーの試合の合間に建築探訪してきました。
安曇野市の『満願寺』
安曇野の西山にある真言宗のお寺です。

お寺の境内が極楽浄土をイメージして造られており、
三途の川にかかる橋(微妙橋)を渡るところから参道が始まります。
日本三霊橋のひとつです。(満願寺微妙橋、高野山無妙橋、越中立山無明橋)

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急な山道の参道を登っていくと、本堂があります。

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普段、運動不足の身にはきつかった・・・

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2019年04月04日

街並み探訪 松本城周辺 20190404



所用で松本市役所に行った後、
松本城に立ち寄りました。
梅の花は咲いていましたが、
ここ数日の冷え込みで桜はまだ蕾でした。

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城内を一周した後、周辺も散策。
主要道路を一歩入ると、魅力的は建物が・・・

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2019年01月13日

街並み探訪 天神小路 20190113



松本に行ったので1時間ほど
『天神小路』を街歩き
本町通りから天神(深志神社)の社が見通せるので、
天神小路と呼ばれたそうです。
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今日はちょうど『松本あめ市』が行われ、大勢の人で賑わっていました。
市の神様を祭っていた宮村天神(現在の深志神社)の神主が塩を売るようになり、それが「塩市」と呼ばれ、今日の「あめ市」の起源と言われています。
 
深志神社の東側には
『まつもと市民芸術館』(伊東豊雄氏設計)があります。

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2019年01月03日

建物探訪 『善光寺』 20190103



建物探訪 『善光寺』 20190103

長野市の善光寺(国宝)に参拝に行ってきました。
今回は車では無く、電車でのんびりと・・・

長野市元善町にある無宗派の単立寺院で、
住職は「大勧進貫主」と「大本願上人」が務めていらっしゃいます。
日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来が本尊。

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江戸時代には、「一生に一度は善光寺詣り」と言われるようになったそうです。

正月三が日ということもあって大勢の参拝客で賑わっていました。

偶然にも「大本願上人」の尼公様?がご法要の為、
本堂に入られる場面に立ち会えました。

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さすがは善光寺。
周りの門前町も含めて規模が違います。
商売繁盛の黒達磨を購入してました。

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2018年12月14日

建築探訪 『大町の納屋』20181128



建築探訪 『大町の納屋』20181128

安曇野から通称『山麓線』を走っていると
とても魅力的な『納屋』が目に入ります。

時間があると毎回、車を止めて写真を撮ったり
内を歩き回ったりします。

コンクリートブロックを積み、
その上に土台を敷いて
木造の骨組みがのっています。
間口が10mほどあり、梁間方向は柱がないので
1間(1820)間隔でトラス構造の梁が架かっています。
屋根は山並みに合わせたような切妻です。

以前は肥料小屋?に使われていたようですが、
今は薪ストーブ用の薪が積まれています。

永田昌民さんが著書の中で
『建物に何のクセもなくて
「いいね。これ誰の設計?」
なんて言われるのが理想かな・・・』
と書かれていますが、まさにそんな建物です。

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2018年11月30日

建築探訪 『塔の家』20110409



11月28日の朝日新聞に『塔の家』の記事が載っていました。
『塔の家』は建築家・東孝光さんの自邸です。
東さんのお子さん建築家の東利恵さんが書かれたコラムです。

敷地面積はわずか6坪
信州の比較的余裕のある広さの敷地で設計をしている自分には見当もつかない狭さです。
狭小住宅の代表的建築として高い評価を受けた住宅でRC造の地下1階地上5階の建物です。

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コラムの最後にはこんな文章が書かれています。

「小さい家の良さは?」と聞かれるのですが、
答えに困ります。
なぜなら私自身が長年住んで
「小さい」とか「狭い」と一度も感じたことが無いからです。
空間はきっと、小ささや狭さで豊かさを失うのではなくて、
豊かな空間であれば2次元的な広さは意識しないのではと思います。
その意味で『塔の家』は豊かな空間です。


2011年に外観だけ見に行きました。
是非、内部の豊かな空間を見てみたい建築です。

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2018年09月02日

建築探訪 『若一王子神社』20180901



息子のサッカーの試合が大町市であり
試合の合間に大町市にある
『若一王子神社』
に足を運びました。

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御本殿は室町時代末期建立で昭和25年に重要文化財に指定されました。
拝殿・観音堂・三重塔があり
見ごたえのある神社でした。

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2018年08月26日

街並み探訪 大町市 20180814



2週間ほど前のことですが
息子のサッカーの試合が大町市運動場であり
空き時間に大町市内を探訪してきました。

立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口として有名なところです。
メイン通りは中心市街地の空洞化現象を表す『シャッター街』の感じでしたが
町中には古い町屋が何件か残っていました。

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2018年03月04日

池田町散策 20180304



息子のサッカー練の合間に池田町を散策しました。
池田町は大町市と安曇野市の間にあります。
知り合いの不動産屋さんが
「景色が良いのは池田町」とおっしゃっていましたが
常念岳から白馬方面の山々がきれいに見えました。

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現在、土地探しからお手伝いさせていただいている物件があるので
そのあたりも気にしながら散策しました。

気になる建築もありました。

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2018年02月23日

建築探訪 永田昌民さんの住宅



2013年に他界された永田昌民さんの設計された
『安曇野の家 2009』が事務所から車で5分ほどのところにあります。
永田さんの住宅は『小さな家』がほとんどです。
現在、計画中の住宅が延床面積28坪〜30坪を考えているので
参考に外観だけですが見学してきました。

『小さな家』とは窮屈な家ではありません。
大きな暮らしができる『小さな家』です。

以下は永田さんの著書から・・・

『住まいに本当に必要なものが何かということ。
そして必要なものさえあれば家は小さくていいのだ、という確信ですね。
それから空間と時間との関係も。
時間というのは一日の変化、四季の変化、経年の変化とありますが、
それぞれの変化をちゃんと受けとめて設計したい・・・
そんな結果の積み重ねが、
いつかは日本の住まいのスタンダードになればいいなと思っています。
建物になんのクセもなくて「いいね。これ誰の設計?」なんていわれるのが理想かな。



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2018年01月25日

建物探訪 『建てぐるみ』 20180124



『民家は地方の証明書』
以前勤務していた設計事務所の所長が良く口にされていた言葉です。

諏訪地方(諏訪市から茅野市にかけて)には『建てぐるみ』という土蔵の建て方があります。
昨日の『原村の家』の地盤調査の帰り、
茅野市から諏訪大社上社に抜ける通り沿いには数多く残っていました。

主屋が土蔵を抱え込むように建てられるもので、
寒さへの備えや物の出し入れの便宜、
敷地の有効活用という目的があるそうです。

今和次郎氏の『草屋根』などにも記述があり、
昨日通った細い通りの両側にはきちんと整備された『建てぐるみ』が残っていて、
そこに暮らす住人の残そうという意識の高さがうかがえました。

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以下は日本生気象学会雑誌『長野県諏訪地方の建てぐるみに形成される室内温熱環境の実測調査』の著からの抜粋です。

長野県諏訪地方には倉が主屋に内包されている建てぐるみと呼ばれる伝統民家がある。
これらは諏訪地方の厳しい自然環境に適応した気候景観であると考えられているが、
これまでに温熱環境の実測調査に基づく研究は行われていない。
そこで本研究では,倉が主屋に包まれることが倉の室内温熱環境の形成に及ぼす影響を明らかにすることを目的として、
2008 年及び 2010 年の冬季及び夏季に建てぐるみの室内温熱環境の実測調査を行った。
(中略)
以上のことから、建てぐるみは倉を他の空間に内包し倉の室内の温熱環境の安定度を向上させることで,諏訪地方の厳しい気候条件に適応している建築デザインである可能性が示された。
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2018年01月21日

松本散策 20180120



息子のサッカーの合間に2時間ほど時間が
あったので、松本市内を散策しました。

コンペで設計者を選定した
まつもと市民芸術館(2004年・伊東豊雄氏設計)
松本市美術館(2002年・宮本忠長氏設計)
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2つの建築を見て回る途中には、土蔵や水路、民家等が
あり、現代建築との対比が興味深かったです。

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議論を呼んだ大型ショッピングセンターも真近で見てきました。

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2018年01月06日

建築探訪 小淵沢駅 20180104



北川原 温さん設計の『小淵沢駅』を見てきました。

私が大学の時に渋谷にできた『ライズ』はインパクトのある建築でした。

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建築としては良くわからなかったのですが
『小淵沢駅』は良い建物でした。
改札は2階部分にあり、
2階に切り取られた窓からは八ヶ岳や富士山を見ることができます。
内装材には木が多く使われていています。

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一番気に入ったのは
段差のある南側の道路と駅前広場の擁壁を石積にしたことです。

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香川県小豆島にて産出される錆石を職人が1つ1つ積んでいるそうで、
大きいもので幅が2m近くあるものもあり、
ダイナミックで荒々しい石積み擁壁となっています。
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2018年01月03日

街並み探訪 松本市 20180103



妻と息子を松本駅まで送った後、
久しぶりに正月の松本の街を2時間ほど歩きました。
高校の時によく行った建物が残っていたり・・・

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2017年11月09日

霊松寺のオハツキイチョウ



大町市にある霊松寺のオハツキイチョウ
昨日、現場の帰りに立ち寄りました。
見事な紅葉でした。

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2017年07月19日

塩田平 散策 20170719



『信州の鎌倉』と呼ばれる『塩田平』を散策しました。

塩田北条氏の拠点として栄えたこともあり、
鎌倉時代から室町時代にかけての中世の文化財が、
多く残されています。

前山寺
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あじさいの小道
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龍光院
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塩野神社
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中禅寺
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時間が無く足早に見てきましたが、ゆっくり訪れたい場所です。
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2017年07月15日

建築探訪 小諸市にある二人の巨匠の建築 20170628



先月末の事ですが、小諸市の小諸城址懐古園内にある
二人の巨匠の建築を見てきました。

村野藤吾氏による小山敬三美術館(1975年)
氏の建築の特徴でもある曲線を多用する建築。
CADの無い時代にこの曲線をどうやって導き出したのか?
施工も大変だったと思います。

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谷口吉郎氏による藤村記念館(1957年)
こちらは切妻の瓦屋根を架けた高雅で簡素な建築

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2017年07月06日

建物探訪 旧飯箸邸 20170704



『追分の家』の現場監理の後、建築探訪してきました。

坂倉準三氏の設計した旧飯箸邸(1941)

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東京等々力 にあった取壊し寸前の住宅を、
フレンチシェフの三國清三氏の理解によって軽井沢に移築し、
原型を出来る限り残しながら、
2007にレストラン(ドメイヌ・ミクニ)として残した建物です。

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2017年07月01日

小諸 散策 20170628



『追分の家』の現場監理の後、
小諸市を散策してきました。
小諸城址懐古園から小諸宿を歩いてきました。


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2017年06月27日

小谷村・来馬地区 散策 20170625



先週の24・25日は息子のサッカー合宿が
小谷村の来馬グランドでありました。

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トレーニングマッチの合間に『来馬地区』を散策しました。
近くに『来馬温泉』があったのですが時間が無く・・・


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2017年06月14日

上田散策 20170614



軽井沢の現場の後、上田市を散策しました。
ネットで検索したら
『日本の棚田百選』に選ばれた『稲倉の棚田』があったので行ってみました。
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また、上信越道を走っている時にいつも気になっていた橋があったので
行ってみました。
『上田ローマン橋』という名前らしいです。
かなり迫力ありました。
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近くには立派な民家が数多く残っていました。
上田地方の民家は比較的大きな『腰屋根』に特徴がある様な気がします。

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2017年06月08日

建物探訪・えんぱーく 20170605



柳澤潤さん(コンテンポラリーズ)設計の『えんぱーく』を見てきました。
長野県塩尻市にある複合施設です。
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2010年にプロポーザルコンペで選定され建てられた建築です。
山本理顕さんが審査委員長で二次公開審査も見ました。

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この建物の最も特徴的な壁柱(片面鉄板)に磁石でいろいろなものが貼られ、
市民の為の場所がいたるところにちりばめられています。
人が来るか来ないかはソフトの問題が大きいと思いますが、
この建築はハード(建築)がそれを上回る人の場所を作っています。
なかなか良い建物です。
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2017年05月31日

建築探訪 貞祥寺 20170531



『追分の家』の現場監理の後、建築探訪してきました。

今回は佐久市にある貞祥寺

曹洞宗の寺院です。

杉の大木に囲まれ、苔がむした美しいお寺です。

時間が無く、さーと見てきましたが、ゆっくり訪れたいお寺です。


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2017年05月12日

建築探訪 カニングハムのハーモニーハウス 20170512



『追分の家』の現場監理の後、建築探訪してきました。

吉村順三氏が設計したカニングハムのハーモニーハウス (197?年)

明治時代から軽井沢で夏を過ごしてきたアメリカ人女性、
エロイーズ・カニングハムが音楽家を目指す若者たちのための建てたホールです。
軽井沢の自然に馴染むようなシルエットと、
すっきりと無駄のない木造建築です。
2013年に老朽化が進み、取り壊しの危機に。
貴重な建築を守り、受け継ぐべく、
2015年からエロイーズカフェとシェアハウスとして使われています。

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2017年04月26日

建築探訪 脇田山荘 20170426



『追分の家』の現場監理後、建築探訪してきました。

吉村順三氏が設計した脇田山荘 (1970年)

旧軽井沢に建つ脇田美術館に隣接する脇田和さんのアトリエ山荘です。
1970年に脇田和さんの友人である吉村順三氏の設計により建てられた、
日本のモダニズム建築として知られる別荘住宅です。

美術館は閉館中だったので、外観だけ見学しました。

一階部分を鉄筋コンクリート造でつくり
その上に木造の住宅をのせています。
軽井沢の気候風土を考慮し雪や湿気から建物を守る為ですが
それだけではありません。
二階にリビングを上げたことで一階では得られない開放感と
空や緑といった自然との一体感をより強く感じることができます。

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内部は年一回、脇田美術館主催の建築ワークショップで見学する事が出来ます。

下の写真は2007年に建築ワークショップに参加した時の写真です。
内部は実際に体験してみないと。


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2017年04月22日

建物探訪 同世代建築家の設計した別荘 20170419



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軽井沢で設計監理している『追分の家』から
車で10分程の距離にある、同じ別荘地内に建つ
甲村健一さんと堀部安嗣さんの設計された別荘を見学。
お二人ともほぼ同年代。
専用住宅なので道路からのみの見学でした。
以前から是非見たかった建築でした。
どちらの建物も敷地への配慮と建物の置き方が素晴らしい。

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2017年04月18日

建築探訪・上州富岡駅舎 20170415



『追分の家』の建て方後、少し足を延ばして建築探訪してきました。

武井誠+鍋島千恵 / TNA の上州富岡駅舎

世界遺産・富岡製糸場の玄関口の駅です。
軽やかに浮いた大屋根の下には街の身の丈にあった大きさの待合室やコンコース、
情報コーナー等が点在し、縁側のような居場所があちこちに。
建物は「鉄骨煉瓦積造」という新しい構造。
柱に溶接されたブレース(筋交い)を煉瓦で挟み込むことで強い耐震性を得る構造らしいです。

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この建物は公開コンペ(審査委員長 隈研吾氏)で設計者が決まりました。
最終審査は公開プレゼだったので私も見に行きました。
自分がいいなあと思った案とは違う案が選ばれたのですが、
限られた時間の中で自分の案をどうアピールするかという点で
とても勉強になった機会でした。
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2017年04月06日

建築探訪 室生犀星旧居



今日も『追分の家』の現場監理の後、
建物探訪してきました。

室生犀星旧居

軽井沢銀座の通りから脇道に入って5分程。
日本を代表する詩人・小説家の室生犀星が、
昭和6年から昭和36年まで毎年夏を過ごしていた場所。
生憎、閉鎖中で中へ入ることはできず、外観のみ見学しました。

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現在、5月の連休から夏のシーズンの間だけ無料開放をしているようです。

秋口に行くとこんな綺麗な苔の庭が見れるようです。
是非、再訪しなくては・・・

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2017年03月31日

建築探訪 軽井沢の新スタジオ



アントニン・レーモンドが夏の設計活動を行うための別荘です。
12角形平面のアトリエを中心に
西側にサービスエリア
東側に和室・寝室
アトリエの南側の開口部はガラスと障子で構成され、デッキが廻っています。
夏の天気の良い日は開口部を全てオープンにして設計図を描いていたのでは
ないでしょうか?

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1962年竣工なので、外部は痛んでいる部分が目につきました。

内部を見る事ができず、残念でしたが、外観から心地よい空間で
ある事が十分想像出来ます。

個人的にはアトリエの西側にある『小屋』が良かった。


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2017年03月30日

建物探訪 安藤百福センター



今回も軽井沢の現場の帰りに建物探訪

隈研吾氏設計の安藤百福センター

インスタントラーメンの発明者であり、日清食品の創業者
安藤百福の生誕百年を記念し、 自然体験活動の普及と活性化を目的に建設されました。

諸事情で内部はエントランスホールしか見学できませんでしたが
隈流の『和(木)』の空間でした。

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浅間山を眺望できるロケーションが素晴らしい。


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2017年03月24日

建築探訪 ペイネ美術館



軽井沢に現場があるので、現場監理時には
見たい建物を少しずつ見るようにしています。

アントニン・レーモンドが軽井沢に最初に建てた別荘兼仕事場です。
現在はペイネ美術館として、塩沢湖畔に移築されています。


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2017年03月23日

建物探訪 無言館



『追分の家』の現場監理の帰りに、
以前から見たいと思っていた『無言館』へ立ち寄りました。
上田市の塩田平にあり、
窪島誠一郎氏により、信濃デッサン館の分館として平成9年に開館した美術館です。

絵を学びながらも志半ばにして戦地に赴き、
無念の死を遂げた若者の作品を集めた美術館。
丘陵地に建設された十字架形をした建物は
ヨーロッパの僧院のようで、内外、コンクリート打ち放し仕上げです。
『静』の建築です。


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2017年01月05日

建築探訪 堀部安嗣さんの設計した小住宅



正月休み最終日は建築探訪してきました。
建築雑誌に掲載されていた
堀部安嗣さん設計の小住宅を観てきました。
一般住宅なので外観のみですが
方形屋根の重心の低い端正な建物でした。

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その後、久しぶりに『蓼科の家』へ
クライアントのOさんは不在でしたが。
今年は雪が少ないですね。(今のところ・・・)

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諏訪大社に立ち寄り参拝して帰ってきました。

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明日から仕事始めです。
今年も与えられた仕事を丁寧にやっていきます。
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2016年12月14日

建築探訪・工学院大学軽井沢学寮 20161214



『追分の家』の確認申請と景観条例の申請を出しに
軽井沢役場に行ってきました。

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帰りに以前から是非見てみたい建築があったので建築探訪
してきました。

工学院大学軽井沢学寮・1980年・高須賀 晋氏設計

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切妻屋根の深い軒が出た端正な建築です。
軒出は1800mmあり、1間ピッチで規則正しく
架けられた登梁で支えられています。
桁行方向には奈良井宿等で見られる出梁造りの様な構造で
2階の和室(宿泊室?)の外側には濡れ縁の様な空間が
並んでいます。
夏は風が通りとても気持ちの良い空間だと思います。
(冬は寒いかな・・・?)

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2016年12月11日

建物探訪・軽井沢 20161208



『追分の家』の現説の後、2時間ほど建物探訪してきました。

まずは、現代建築から『軽井沢千住博美術館』(西沢立衛氏設計)

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内部は撮影NGなので写真はありませんが、床はほとんど勾配がついています。
『軽井沢の自然地形を活かし、床はかつての土地の起伏のまま傾斜させている』
そうです。
建築的にはとても魅力的なアプローチやプログラムだと思いますが、
私とは建築に対する考え方や大切にしている事が違う気がしました。

次に向かったのは『軽井沢の山荘』(吉村順三氏設計)

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別荘建築の名作です。
敷地に対するスケール感がとても心地よい名建築です。
一部、物見台部分が新しく修繕されていました。

『軽井沢ショー記念礼拝堂』

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軽井沢最古の教会だそうです。数ある軽井沢の教会の中で一番
好きな建物です。『追分の家』の外観も参考にした部分があります。

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二時間弱しか時間が無かったのでこれだけした探訪できませんでしたが
見たい建築が他にもたくさんあります。
『追分の家』の監理が始まったら、少しずつ探訪したいと思います。

最後に『浅間山』
安曇野で言えば『常念岳』のような存在の山です。


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2016年10月18日

建築探訪・朝日村の民家



『朝日の家』の必要書類を朝日村役場に提出後、
少し建築探訪しました。
朝日村には古く、立派な『本棟造り』の民家が多いです。
だた、民家は床面積も大きいので維持管理が大変そうです。

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朝日村役場も良い感じの建物ですが、建て替えてしまう様です。


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2016年09月07日

建築探訪・洗馬駅



『朝日の家』の現説の後、
少し足を延ばして『洗馬宿』に立ち寄りました。
同じ中山道の宿場である
本山宿や郷原宿程は当時の宿場の面影は有りませんが
最寄駅の洗馬駅がなかなか良いのです。
もっとも古い部分は、明治42年建築の木造駅舎で現在は、無人駅です。

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大小の切妻屋根のかかった駅舎は何となく
現在設計中の『追分の家』に似ています。

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また、洗馬宿の中には設計事務所勤務時に担当した住宅があります。
道路に面したアルミサッシの外側に洗馬宿の街並みに合う様に
木製の格子戸をデザインした小さな仕事でしたが、
約15年前のままでした。

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2016年07月23日

ATAGO



『鼎の家』の現場監理の後、
ちょっと気になっていた建物でランチを食べて帰りました。
飯田市にある『ATAGO』

昔ながらの酒造蔵を雰囲気を壊すことなく上手リノベーションした、
ゆったりとした雰囲気を味わえるカフェです。


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2016年05月22日

光輪寺



朝日村にある光輪寺
『朝日の家』の打合せの後、寄ってきました。
朝日村西洗馬にある高野山真言宗の寺です。


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2016年01月30日

街並み探訪 飯田



今日は飯田市で2件の打合せ。
打合せの間に少し時間があったので街並み探訪しました。

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飯田市愛宕町。この辺りは古くから酒造の盛んだった場所だそうで
付近には当時のままを残す蔵が点在します。

気になったのが造り酒屋の酒蔵をリノベートしたカフェ。
次回、来た時には入ってみます。


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2015年08月24日

建物探訪・大町・白馬編



現在、大町と小谷村に監理現場があるので、
少し寄り道して建物探訪をしています。

@大町の青木湖の畔にある建物
 設計は?ですが書庫だそうです。
 このところ片流屋根の建物が続いたのでどうしても目が行きます。
 ディテールがシンプルに処理されていて感じの良い建物です。
 
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A吉村順三さんの設計された北野建設白馬営業所
 約30年前に設計された建物です。
 開口部の納まりなどとても参考になります。
 とても心地良い建物です。


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2015年07月29日

白馬村 青鬼地区



先日、『小谷の家』の現場の帰りに
白馬村の『青鬼地区』に寄ってきました。
国道から車で20分の所にある山村集落で、
重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

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茅葺の民家(現在は鉄板を被せてしまっていますが・・・)が残る
風景が広がっています。

昨年の地震により、青鬼地区も被災し、一棟の民家が修復途中でした。


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2015年07月09日

民家再生現場の見学



『大町の家』から車で15分程の木崎湖の近くで
以前『北安曇の家』の民家移築再生の仕事をお願いした
白馬村のT棟梁が民家再生の仕事をされているとの事で
見学させていただきました。
茅葺きの民家の再生で、建物を持ち上げて新たに基礎を打ち
建物のよろび等を直しているところでした。
8年振りの再開でしたが、またご一緒にお仕事が出来ればうれしいです。
お元気そうで、渓流釣りに行く約束をして安曇野に戻ってきました。


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2015年06月21日

『堀金の家』



先日、12年前に設計監理のお手伝いをさせて頂いた
『堀金の家』に立ち寄りました。
まだ、独立する前の仕事です。
自分には珍しく、雁行型のプランです。
竣工時に植栽した木々もずいぶん成長し、
道路側からは建物が見えないくらいになっています。


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2015年06月14日

建物探訪20150613



昨日、釣りに行った帰りにちょっと気になる建物を発見。
周囲の景観と馴染んだ、板壁の建物。
新築ですが、外観が『本棟造り』を意識している・・・

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本棟造(ほんむねづくり)は、長野県の中信地方から南信地方にかけて分布する民家の形式。
切妻造り妻入り、ゆるい勾配の屋根、雀おどしと呼ばれる棟飾り、正方形の間取りなどが特徴。

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写真は安曇野市穂高にある本棟造りの民家『曽根原家』


留守の様でしたので、外観をちょっと拝見していた所、
クライアントの方が車で来られました。
「済みません。お留守の様だったので、外観だけ見させて頂いていました」
設計の仕事をしているとお話しすると、
「これは子供が設計したんですよ。現在はここには住んでいません。鍵をもってくれば、中も見て頂けたのに」
とのお言葉。

お子さんは『みかんぐみ』で修業されていたそうです。
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2015年05月26日

小屋



小さな小屋が好きな設計士って多いんです。

『小屋』を辞書で引くと小さな粗末な建物とあります。

簡素とか素朴とか奥ゆかしいなどと捉えたいです。



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2015年05月12日

建築探訪・北九州編05 九州工業大学記念講堂・事務棟



北九州市戸畑区に建つ九州工業大学記念講堂・事務棟。
清家清氏が設計した公共建築で1960年竣工です。
第8代目「違いがわかる男」(1976年)
私の生まれる前の建築。

講堂は斜面に建てられ、傾斜に沿って客席が作られています。
当日は運よく、中に入る事が出来ました。
扇形平面の折版構造で扇子を広げたような屋根が特徴の建物です。
清家さん=住宅建築ですが、大きな公共建築にも
どこか人間味やあたたかさを感じます。

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講堂の軸線上には、道を挟んで煉瓦壁と緩い勾配の切妻屋根を持つ
事務棟(現 鳳龍会館)が建っています。
林の中で木漏れ日につつまれながら浮遊するように・・・
低い庇を持つ伸び伸びとした建物で、周囲の樹木の垂直のラインと、横に長い立面は、
どこか日本的なものを感じさせます。
プロポーションが素晴らしい。


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今回の建築探訪でみた現代建築では一番良かったです。
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建築探訪・北九州編04 北九州市立美術館



北九州市戸畑区に建つ北九州市立美術館
磯崎新氏が設計した図書館で1974年竣工です。

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北九州市立中央図書館と同じ竣工年です。
建物の形態はずいぶん違います。
図書館は有機的
美術館はカテドラル(聖堂)をイメージし、
二つの大きなシンメトリーのヴォリュームがキャンティレバーとして突き出しています。
外観は美術館の方が好きです。

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3層吹抜のエントランスホールで2本の直方体部分(キャンティレバー部分)が展示室になっています。

内部はとにかく広いという印象。
アネックスの方にも行きましたが、GWにも関わらず人が少なかったです。

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規模が大きすぎるのでしょうか?


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磯崎さんがデザインした『モンローチェアー』の座り心地は良かったです。
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2015年05月11日

建築探訪・北九州編03 北九州市立中央図書館



北九州・小倉城に近い場所に建つ北九州市立中央図書館
磯崎新氏が設計した図書館で1974年竣工です。
学生の頃、展覧会で見た磯崎さんのシルクスクリーンのドローイングを思い出しました。

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外観は私の好みでは無いのですが、内部が素晴らしい。
内部の天井はカマボコ型のプレキャストコンクリート(工場で製作した円弧状のコンクリート板)を現場で組み立てたものです。
それがそのまま、内部の意匠に・・・
とても有機的な空間になっています。

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訪れた時にはかなりの人がいましたが、様々な居場所があり、みんな楽しそうにしていました。
posted by 侘助 at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築探訪