2013年10月12日

気になる建物の見学



以前から気になっていた建物を見学させて頂きました。
敷地内に主屋、離れ、倉庫(物置)、納屋が配置されています。

@納屋
 コンクリートブロック造の躯体に木造の置き屋根が載っています。
 
 現在、中には古い長持ちや古文書等が保管されています。

20131012-6.jpg     
20131012-5.JPG

A主屋
 RC壁式構造の躯体の上に木造の小屋組が載っています。
 2階建てですが、小屋裏部屋(木構造)があります。
 
 外断熱とし、パッシブソーラーハウスの設計技法を取り入れ、
 南面はソーラーウィンドウと名付けられた、大開口が規則正しく並んでいます。
 他の3面(東・西・北)は必要最小限の開口ですが、
 意匠的にもとても良く考えられています。

 内部は主に、タイル貼りの床、コンクリート打ち放しの壁、
 吹き付け塗装の天井という仕上げで、
 リビング・ダイニングには造付の暖炉が設けてあります。

 建築家の自邸らしく実験的な試みも見られますが、
 細部にまでとても考えられて作られていました。
  


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設計図書まで見せて頂き、とても参考になりました。
ありがとうございました。


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posted by 侘助 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築
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