『蓼科の家』にサーマスラブの取説に伺いました。
冬季の主暖房にサーマスラブを採用しています。(補助暖房は暖炉)
サーマスラブ(サーマエンジニアリング株式会社)は
土壌蓄熱式床暖房システムと呼ばれ、
建物の基礎部分にある土壌を蓄熱材として利用し、
夜間に割安な深夜電力を使って熱を蓄え、
昼間に放熱することによって建物全体を快適な温度に保つシステムです。
『蓼科の家』は、土壌に接する面積を広くとることが出来る、
平屋の建物なので、土壌を蓄熱材として利用するこの暖房法には
適しているように思います。
メーカーによる施工時のチェック体制がしっかりしているので、
発熱パネルを地中に埋設する際の防水性や断線の心配もなく、
又メンテナンスが不要でランニングコストもおさえられます。
又、土壌で暖められた基礎コンクリート内に設備配管とボイラーを設置することにより、
寒冷地における冬季の水抜きが不要になります。
まだ一冬越していないので、その効果は実感できませんが、かなり期待できるのではないでしょうか。
(上)サーマスラブの埋設状況(施工時)写真
お引き渡しから1カ月・・・
クライアントのOさんご夫妻も蓼科生活を楽しまれているようです。


