今日、『蓼科の家』のお引き渡しを行いました。

最初の出会いは、2011年の9月です。
その年の12月にご縁があり、設計監理契約をさせていただき、
2012年の10月に実施設計が終了し、11月から約9カ月の工事期間でした。
クライアントのOさんはアメリカのシアトルにお住まいで、設計の段階では主に
Skypeで打ち合わせをさせていただきました。

最初は心配もありましたが、直接お会いしての打ち合わせよりも
Skypeでの打ち合わせは集中できたように思います。
工事が終盤を迎えた、今年5月からは日本(東京)にお住いになり、
2週間に1度のペースで現場に足を運んでいただき、仕上げの確認をしていただきました。
いつも、引き渡しの時には、ホッとした気持ちと、少し寂しい気持ちが入り混じります。
今回は、その気持ちがより強いように思います。
施工していただいた有信建設さんには、いろいろとご無理をお願いした事も
ありましたが、丁寧な施工をしていただきました。ありがとうございました。
この約2年間で打合せファイルは7冊になりました。
設計工房 悠を選んでいただき、このような建物の設計監理をさせてくださった、
Oさんには心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

安曇野と蓼科・・・車で1時間程ですので、これからもよろしくお願いいたします。



竣工写真は後日、ホームページにUP致します。