2013年06月26日

気になる建物



私の暮らしている安曇野市の指定史跡になっている『鳥羽館跡』
江戸時代の庄屋鳥羽氏が居住し、現在は西北の隅に土塁と堀跡が残っています。
下の写真は1992年に行われた発掘調査の写真だと思います。


3004鳥羽館跡遺跡[2].jpg


その堀跡の東側に気になる建物があります。
中庭を取り囲むように4棟の建物が建っています。


IMG_3761.JPG    
IMG_3774.JPG    
IMG_3776.JPG

その中でも特に魅力的な建物がこの納屋の様な建物。
コンクリートブロック造の躯体の上に木造の小屋組みが架かっていて、
納屋?の両脇には、低く抑えた軒下空間が広がっています。
又、正面のコンクリートブロックには竹のルーバーが取り付けてあります。


IMG_3780.JPG     
IMG_3795.JPG
posted by 侘助 at 21:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 建築
この記事へのコメント
鳥羽館跡を検索していて・・・
びっくりしました。

この4棟は松本中学から東京美術学校建築科に進んだ鳥羽良也(と妻、輝子)の設計です。私の伯父です。
東京で夫婦二人だけの鳥羽建築設計事務所を営んでいましたが、祖父が倒れたため、事務所を畳んで戻ってきました。伯父夫婦が設計した最後の家になります。

特に気に入っていただいたのは、伯父夫婦が「倉(くら)」と呼んでいたものです。中には古文書などが入っています。

どこで誰が見てるか分からないから、ちゃんと片付けなきゃ・・・と思いつつ時間ばかりが過ぎていき・・・本当にどこで誰が見てるか分からないと、今日、思い知りました。
が、きっと定年まで何もできないんだろうなあ。
Posted by 鳥羽 at 2013年07月16日 22:19
鳥羽さま
コメントありがとうございます。
いつも通るたびに良い建物だなあと思って拝見しています。建物の中を拝見することはできるのでしょうか?
是非、拝見したいのですが・・・
Posted by 侘助 at 2013年07月31日 17:20
今晩は。
毎日暑いですが、今夜は涼しいですね。
母屋はパッシブソーラーハウスなので、こういう猛暑の夏にこそ、威力を発揮してます。
冷房無しで快眠できます。

離れは普通の木造なので、フライパンであぶられてる感じです。

すごく散らかっている、事に目をつぶっていただければ、中を見ていただくことも可能です。
しかし、あまり家にいないのでした。土曜日の午前中前半が一番いる確率が高いかもです。

さて、今夜のペルセウス座流星群は、どんなだか。
Posted by 鳥羽 at 2013年08月12日 21:56
鳥羽さま
コメントありがとうございます。
是非、見せて頂ければと思います。
8月24日(土)はご都合いかがですか?
または、鳥羽さまのご都合の良い日を教えて頂ければ、合わせる様に致します。
よろしくお願いいたします。

安曇野も猛暑です。
お体、ご自愛くださいませ。
Posted by 侘助 at 2013年08月15日 09:54
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