『内藤廣の建築1992-2004素形から素景へ』を購入した。
内藤廣さんは共感できる建築家の一人です。
海の博物館(三重県鳥羽市)
安曇野ちひろ美術館(長野県松川村)
牧野富太郎記念館(高知県高知市)
は実際、見に行った建物です。
この作品集にも納められており、
他のまだ見ていない建築と同様に写真と図面を読み解いています。
この作品集の中で『言葉のかけら』という内藤さんのいわば、語録集が記載されています。
『建築が本当の意味での精神を宿すには、目新しさや面白さは邪魔なんですよ。』
『設計をまとめるとき、そこに迷いがないと不安になる。』
『作りたいのは、事実だけを背負った倉庫のような存在だ、と。』
いぜれも、内藤さんらしい深い言葉ですね。

追記
現在、私の暮らしている安曇野市の新庁舎が内藤さんの設計で工事が進められています。
まだ、着工したばかりですが、今から竣工がとても楽しみです。