2018年12月25日

『原村の家』をホームページに掲載しました。



『原村の家』をホームページに掲載しました。

原村の家 (6).jpg

長野県諏訪郡原村に建つ、ご夫婦とご両親と猫が暮らす二世帯住宅です。
​クライアントのNさんご家族は埼玉県からの移住です。

北側道路は交通量が少なく、敷地は東から西に緩やかに傾斜しています。
近くには原村ペンションビレッジがありますが、自然豊かな静かな場所です。

システムエンジニアのご夫婦のアトリエ兼用の住まいと、
ご両親の住まいを共有エントランスとギャラリーで繋げています。

北側道路から敷地のほぼ真ん中に共有エントランスを設け、
東側に平屋のご両親の住まい、
西側に2階建てのNさんご夫婦の住まいを配置しました。

東側のご両親の住まいは
1階は吹抜のリビング・ダイニングを中心に対面式のキッチン・水廻り・寝室
リビング・ダイニングの南側にはデッキを造り、
間口3m20cmの開口部はフルオープンできる引込みサッシを使っています。
りビングの一部は畳の間となっています。
2階は小屋裏を利用した多目的なスペースとしています。
ゲストの為の宿泊スペースになったり、書斎になったり・・・
暖房は薪ストーブと床暖房(ヒートポンプ熱源)の併用です。

西側のNさんご夫婦の住まいは
敷地形状に合わせるようにご両親の住まいより36cm下がっています。
1階は南側の大きな窓に面して造付の​机(テーブル)を設け、
コンパクトなダイニング・キッチンと水廻り
特注製作したアイランドキッチンは、カウンタートップはステンレス・下台はチーク材を使っています。
2階はご夫婦のアトリエと寝室・クローゼットとしています。
暖房は床暖房(ヒートポンプ熱源)ですが、親世帯の薪ストーブの熱が
子世帯の2階にもまわるようにしています。

外壁は黒く塗った杉の目板貼りとし、
エントランスポーチの正面のみ漆喰塗としています。
屋根はガルバリウム鋼鈑葺きとし、
レベルの違う3つの切妻屋根が架かっています。

二世帯は共有エントランス以外は独立していますが、
エントランスと繋がるギャラリーによって緩やかに繋がっています。

posted by 侘助 at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 原村の家
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