建築探訪 『大町の納屋』20181128
安曇野から通称『山麓線』を走っていると
とても魅力的な『納屋』が目に入ります。
時間があると毎回、車を止めて写真を撮ったり
内を歩き回ったりします。
コンクリートブロックを積み、
その上に土台を敷いて
木造の骨組みがのっています。
間口が10mほどあり、梁間方向は柱がないので
1間(1820)間隔でトラス構造の梁が架かっています。
屋根は山並みに合わせたような切妻です。
以前は肥料小屋?に使われていたようですが、
今は薪ストーブ用の薪が積まれています。
永田昌民さんが著書の中で
『建物に何のクセもなくて
「いいね。これ誰の設計?」
なんて言われるのが理想かな・・・』
と書かれていますが、まさにそんな建物です。