『屋敷林のある家・主屋』現場監理 20180727
既存材を転用して仕上げる座敷の既存天井板がきれいに納まりました。
5mm程度の厚みしかない無垢板なので
棟梁には神経を使って貼って頂きました。
天井を貼った状態で床の間の既存落とし掛けの高さを検討しました。
『落とし掛けの高さは、長押上から柱1〜2本分ほど上げて納める』
と言われますが、
全てこの法則が正しいわけではなく部屋の広さや天井の高さ等を確認して、
実際に使う落とし掛けを現場であてがって高さを決定しました。
成も現状の75mmでは太すぎる感じなので60mmに落としてもらいます。
階段の手すりも既製品や集成材は使わず、毎日手に触れる部分なので
杉材を加工して握りやすい形状に作ってもらっています。
外壁の左官塗壁の下地のラス網貼りも始まりました。