『屋敷林のある家・主屋』現場監理 20180606
大工さんの造作工事が進んでいます。
B棟梁は現場で転用する古材の加工をしています。
玄関の上框は解体した民家に使われていた、欅材を転用して使います。
一度ばらしてしまうと反ってしまうことがあります。
この材もかなり反っていて新材で作り直したほうが、
効率もよく納めやすいのですが、
既存主屋に使ってあった材を加工しなおして使っています。
クライアントのMさんからは
「主屋の雰囲気を残し、再利用できるものは活用してほしい」
というご要望があり、手間はかかりますが
可能な限り既存材を転用して使うようにしています。