『屋敷林のある家・主屋』の玄関ポーチは4本の独立柱が立ち、
下部は自然石の沓石(柱下に据える土台石)で受けます。
既存の建物に使ってあった古い沓石を使う予定でしたが、
色や大きさがバラバラなので、一番良さそうな1ケは既存石を使い
残りの3ケは既存石に合わせて新規で作ることにしました。
近くの石屋さんに調べて頂いたところ『佐久石』という石でした。
佐久石:佐久市田口地区、青沼地区で採掘される志賀溶結凝灰岩
昭和60年代頃までは、土木建築用に大量に産出していた
淡灰色で柔らかく加工しやすい
佐久から取り寄せて頂き、既存石に合わせて作っていただきました。
永年、風雨にさらされ風格が出てきた既存石にはかないませんが、
主張しすぎない石肌の感じが好みの石です。

23日に土台敷き、26日から建て方予定です。