設計工房 悠に設計監理を依頼されてくるクライアントは
敷地(土地)をすでに決めていて、その土地に似合った建物を設計してほしい
という方がほとんどです。
(本当は土地探しからお手伝い出来れば良いのですが・・・)
最初に敷地を見せて頂くと、クライアントがなぜその敷地を
選んだのかが良くわかります。
今、安曇野は桜が満開です。
昨日、『安曇野の家V』を見てきました。
クライアントのGさんがこの土地を選んだ理由は
@北東側を流れる堰に沿って続く桜並木
A西側に見える常念岳(実際は隣家があるので限られた位置からしか見えませんが・・・)
B交通の便の良い分譲地
建物は南側からの採光を採る為にできるだけ北側に寄せ、
東西に細長いほぼ総二階の建物です。
東側の田園風景と北東側の桜並木が見えるように
内部の部屋の配置と開口部(窓)を決定しました。

今の季節は桜並木の桜が満開で、残雪の常念岳もとても綺麗に見えます。
竣工時に植えたジューンベリーも白い花が咲いていました。

設計の仕事は
敷地に対してどのように建物を置くか
がとても重要だと思っています。