義母から小倉のマンションのリノベーションの写真が届きました。
5月のGWの時には入っていなかった簾戸が入ったようです。


簾戸(すど)
簡単に言うと簾(すだれ)をはめ込んだ建具のことで、夏障子とも呼ばれています。
衣類の衣替えと同様、六月になると障子や襖(ふすま)のかわりに取り替えて、暮らしを夏向きに整えます。
簾が強い光を遮ってくれるため、室内は涼しく、
簾の隙間から入る風はゆるやかに吹き抜け、
目にもすがすがしい風情が一層涼しさを感じさせてくれます。
中から外の景色は見えますが、外から室内は見えません。
採光と通風を確保し、プライバシーも守る優れモノです。
最近、簾戸を入れた住宅はありませんが、
以前は『明科の家』(2007年)『Mさんの家』(2008年)で入れました。